皆さんこんにちは、株式会社Ligula代表取締役の今井智紀です。
株式会社Ligulaは2023年7月末で第1期の決算を迎えます。つまり、僕が高校生で起業して1年が経とうとしているのです。
そこで今回は、起業してからの1年間を振り返って買って良かったもの、お金を出して良かったと思うものをいくつか紹介していきたいと思います。
これから起業したい方や、起業家がどんな買い物をしているのか知りたいという方はぜひ最後までご覧ください。
1. オーダースーツ

一つ目はオーダースーツです。いきなりお高さそうなものがきましたが、笑
知り合いの方が経営されている「Order Suit ISA」で購入しました。
自分のビジョンや、「どうありたいか」という部分からヒアリングをしていただき、生地の色や質・模様、ボタンの種類、裏地の色などを決めていくスタイルでスーツを作っていただきました。
僕の1番のこだわりポイントは裏地の色。
なんとLigulaのコーポレートカラーになっているのです↓
「スーツなんてもう古い!」と仰るスタートアップ関係の方もいるかもしれませんが、なぜかLigula関係者はみんなスーツが大好きで、私服をスーツにしている人もいます。(←鈴木)
人生初のスーツがオーダースーツと、少し奮発してしまった感はありますが、今後の活動において自分を高める一つのきっかけにもなると思うので、良い買い物をしたなと思っています。
2. 交通費・宿泊費

二つ目は、交通費・宿泊費です。
ここで、この1年間に訪れた都道府県とその目的をリストアップしてみます。
・京都府 →住んでいる
・奈良県 →ハッカソン、協力隊視察など
・大阪府 →商談、イベントなど
・東京都 →ユーグレナ、イベント、Webコン全国大会、商談など
・神奈川県 →もともと住んでいた、オープンキャンパスなど
・静岡県 →主催のイベント、商談、視察、講演など
・兵庫県 →イベントなど
・岡山県 →地域おこし協力隊インターンなど
・広島県 →温泉、視察など
・茨城県 →会いたい人に会いに行った
・山口県 →祖父母の実家、視察
・宮崎県 →会いたい人に会いに行った
・三重県 →イベント
・新潟県 →視察、講演
・愛媛県 →旅行、講演
・香川県・高知県・徳島県・岐阜県 →旅行
・長野県(今月末) →講演(?)
はい、なんと、ここに書いてあるだけで20都道府県を渡り歩いたことになります。
交通費と宿泊費を想像しただけでもゾッとします。
ただ、僕の大好きな言葉で「発想力(アイディア)は移動距離に比例する」という言葉があって、本当に発想力は上がっているのかわかりませんが、圧倒的にいろんな出会いと経験から今まで以上の視野の広さや考え方の柔軟さを得られていることは実感しています。
3. 書籍
三つ目は書籍です。一冊一冊紹介していこうと思います。
イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
こちらの書籍は、慶應義塾大学環境情報学部教授であり、一般社団法人「残すに値する未来」代表である安宅和人さんの書かれた書籍です。
「解の質を高めること」ではなく、「イシュー度を高めること」の大切さをエビデンスを用いながら解説されていて、全社会人・学生・特に経営者は必読の書籍になります。
なんなら、「この後紹介する本はもう何も読まなくても良いのでこれだけは読んでおいた方が良い!」という一冊なので、ぜひ読んでみてください。
2. シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)
こちらの書籍も、またまた安宅さんの書籍になります。
最終章の「残すに値する未来」というワンフレーズは忘れられません。
主にデータ×AIと、人類の今後についてが語られています。AI時代に突入している今だからこそ読むべき一冊です。
ちなみに、僕は表紙に柄が入っている且つ安宅さんの直筆サイン入りの超貴重なシン・ニホンを持っています↓


宮崎に行った時にツーショットまで撮っていただきました。(安宅さん、大好き、!)
特に最終章の「残すに値する未来」は、地方創生に興味のある方や政治に興味のある方、経営者の方は読まない理由はありません。
3. 無名の男がたった7年で 270億円手に入れた物語
こちらの書籍は、りらくるの創業者である竹之内教博さんの書籍です。
タイトルや表紙から斬新すぎる書籍なのですが、内容はかなり面白く、具体的な商売のあれこれを教えてくれます。
竹之内さん自身、色々と騒動もありましたが、この書籍はお勧めできる一冊です。
4. シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
こちらの書籍は、全米屈指のダイレクトマーケターであるジョセフ・シュガーマンさんが書かれた書籍になります。
各章のタイトルから面白さ満載なのですが、中身は非常にしっかりしていて、これからマーケターを目指していきたい方や経営者・学生の方にはかなりお勧めできる一冊です。
目次だけでもAmazonの試し読みなどでみてみると良いと思います。
5. 「人生の勝率」の高め方 成功を約束する「選択」のレッスン
こちらの書籍はAmazon.co.jp立ち上げに参画し、現在も数々の著書のブランディングやプロデュースをされている土井英司さんの書かれた書籍です。
今度、長野で中学生向けに講演を行う際に一緒に講演されるYouTuberの方が紹介されていたので早速ポチってしまいました。
届いた瞬間から読み込んでしまい、普段1週間ぐらいかけてちょこちょこ本を読む僕が2日で読み終えるほど面白い内容でした。
これから活動していきたいorしている学生さんにかなりおすすめの書籍になっています。
ここからはビジネス以外の本も3冊ほど紹介してみます!
6. 地方消滅 – 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)
この書籍は、第6代日本郵政取締役兼代表執行役社長兼CEOで、元総理大臣である増田寛也が書かれた書籍です。
衝撃的なタイトルからも伺えるように、地方創生などに興味のある方は必読です。
しっかりとした定量的なデータをもとに論理展開がされており、後ろの方には全自治体の推計データまで載っています。
7. 哲学と宗教全史
こちらの書籍は、ライフネット生命保険株式会社創業者で現立命館アジア太平洋大学学長でもある出口治明さんが書かれた書籍です。
僕自身、哲学や宗教に興味を持ち始めたのは割と最近で、初心者が読む分にも十分な書籍だといえるでしょう。
AIが発達している今だからこそこのような教養が大事になってくると思っています。
8. 容疑者Xの献身 (文春文庫)
ということで最後は小説です。
こちらの小説は東野圭吾の「ガリレオシリーズ」の超人気作品。直木賞を受賞した大ベストセラー。
数学者の緻密な計算と物理学者の推理の末にある友情と切なさが涙腺を崩壊させてくれます。
小説を読んだ後はやっぱり映画も見たくなりますよね、。映画のラストシーンで流れる「最愛」が最高に心に沁みて、涙が止まらなくなるので映画も観る時はハンカチ必須です。
ちなみに映画はこちらからご覧いただけます。
ということで、買って良かった書籍の紹介は以上になります。